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Review No.74
Founders/All Day IPA
355ml Alc.4.7%
Type: Imperial IPA
IBU: 42
評価: ★★★
Rate Beerでの評価:3.6 (Max 5.0)
\538 (成城石井仙台店)
2018年2月7日
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そもそも、セッションIPAはあまり好きではないのです。
とりあえず「買えるIPAは1度は飲んでみる」事にしているので、買うには買うんですが・・・ 決して不味いわけではないのですが、やっぱり軽すぎるのが難点。
IPAビギナーが試しに飲むのにはきっとちょうど良いのだと思うのですが、セッションIPAは軽さのせいで変な雑味が加わってしまいがちです。
セッションIPAにしてはとても美味しいとは思うものの、やっぱりセッションIPA??
きっとセッションIPAを飲むたびにこんな感じのコメントをするんだろうなぁ?? |
酒屋さんの紹介文(笑)
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2010年初リリース、セッションIPAの先駆けにしてチャンピオンたる存在がこのAll Day IPAだ。
バランスが取れていながら香り豊かなこのビールは、名前の通り日がな一日飲み続けてい られる最高傑作。“All Day IPAを生み出そうと考えたのは、自分がこういうビールを飲みたくなったからさ”とブリューマスターJeremy Kosmicki(ジェレミー・コスミスキー)は述べる。
インペリアルIPAなどの強烈な刺激を持つビールがクラフトビールのメインストリームであった時代のこと、Jeremyはブリュワリーのタップルームのラインナップに“ライトで飲みやすいビール”が欲しいと考えた。その頃はまだセッションビールというカテゴリに何ら注目の集まっていない時期で、ライトなビールと言えば大手ビールメーカーのライトラガーが真っ先に挙がる状況であった。そんな中、彼らは“Brewed for us”の信念のもと、「アルコール度数が低いのにホップの香りを楽しめる、味わいのあるビール」を造ろうとしたのである。
その後2年に渡る試行錯誤の後に完成したこのビール。ドライホッピングからくる芳しいグレープフルーツアロマ、キレのある苦み、心地よいモルトのボディーを持ちながらアルコール度数5%を切るという、当時全く新しいタイプのビールであった。そして、便宜的に“1日中飲んでいられるIPA”と呼称されていたこの作品は、そのままAll Day IPAとして販売されることとなったのだ(名称が正式決定するまで、このビールは様々な名前で呼ばれていた。Extra Pale、Solid Goldから始まりEndurance、Sweet Repute、そしてEndurace ? All Day IPAに落ち着いた。1年ほどEndurace ?All Day IPAが続いた後、現在のAll Day IPAに決定)。
グラスに注ぐと明るい黄金色にふんわりとオフホワイトのヘッドが乗る。アロマは華やかなグレープフルーツに青々しい草、ほんのりとシリアルのようなモルト。口に含むとシトラスが全体に広がって、松のような苦みとかすかなモルトの甘みへと続く。フィニッシュはドライかつビターで軽やかに切れ上がる。
ブリュワリーの売上の約半分を占めるブリュワリーの大定番。ビールそのままで楽しめるのはもちろんのことキャンプやBBQ、野外の音楽フェスなどのお供にも最高の味わい。クラフトビールの歴史を変えたセッションIPAを、ぜひ気軽に楽しもう。2010年World Beer Cup銀賞受賞。
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